覚えているのは、キャンディの甘い味と 床に横たわった彼の姿。 「 ・・・・・・・・・っ 」 瞼の裏に焼き付いた彼の姿と 脳内に響く悲鳴と怒鳴り声。 ベッドに入ったのは確か12時前後だった。 浅い眠りに入る直前に見た時計の針は 5時を指していた。