⇒直希side⇒
初めて告白というものをされたのは、確か中1のとき。
クラスで隣の席の女子。
その時、なぜか沙姫のことを聞かれた。
「直希くんと白井さんって・・・付き合ってるの?」
「は?沙姫?んなわけねーじゃん。ただの幼馴染」
正直に言うと、どうして沙姫とオレの関係を聞かれたのかよくわからなかった。
というより、どうして沙姫なのかがわからなかった。
小さい頃は一緒にいた記憶しか残ってないくらい、ずっと隣で見てきた。
でも、それだけ。
それ以外のことなんか何もない、本当にただの幼馴染。
確かに沙姫への恋愛感情があったって、不自然なことは何もない。
でも、そうは思えなかった。
理由は俺にもよくわからないけど、なんていうか、家族・・・みたいな。
もしかしたら、家族よりも近いかもしれない。
でも、恋愛的な意味で言ったら、言っちゃえば沙姫は論外だ。
だから、沙姫のことはそういう目では見れない。
むしろ、早く誰かと付き合ってほしいくらい。
そんで、早く幸せになってほしい。
たまに可愛くないことも言うけど、沙姫はいい奴だ。
「・・・直希くんが好きですっ!付き合ってください!」
彼女は顔を真っ赤にしながら、ぎゅっと目をつぶった。
その時は、悪いけど振るつもりで。
初めてだったから、どう対処しようか困った。
でも、ふいに彼女の手に視線を送ったとき。
固く握り締められていた両手は、見てわかるくらいに震えていた。
それ見たらなんか、
すごくいけないことをしているんじゃないかって、思えてきて。
選択肢は必然的に絞られた。
「・・・いーよ」
「え・・・?」
彼女は予想外という顔で目を丸くしていた。
俺は思わず苦笑する。
そんなの、オレだってよくわかんない。
憧れとか好奇心とかも、あると思う。
恋愛感情があるわけじゃないし。
でも、悪い奴にはどうしても思えなかったし、やっぱり。
罪悪感。
「OKしてんの」
初めて告白というものをされたのは、確か中1のとき。
クラスで隣の席の女子。
その時、なぜか沙姫のことを聞かれた。
「直希くんと白井さんって・・・付き合ってるの?」
「は?沙姫?んなわけねーじゃん。ただの幼馴染」
正直に言うと、どうして沙姫とオレの関係を聞かれたのかよくわからなかった。
というより、どうして沙姫なのかがわからなかった。
小さい頃は一緒にいた記憶しか残ってないくらい、ずっと隣で見てきた。
でも、それだけ。
それ以外のことなんか何もない、本当にただの幼馴染。
確かに沙姫への恋愛感情があったって、不自然なことは何もない。
でも、そうは思えなかった。
理由は俺にもよくわからないけど、なんていうか、家族・・・みたいな。
もしかしたら、家族よりも近いかもしれない。
でも、恋愛的な意味で言ったら、言っちゃえば沙姫は論外だ。
だから、沙姫のことはそういう目では見れない。
むしろ、早く誰かと付き合ってほしいくらい。
そんで、早く幸せになってほしい。
たまに可愛くないことも言うけど、沙姫はいい奴だ。
「・・・直希くんが好きですっ!付き合ってください!」
彼女は顔を真っ赤にしながら、ぎゅっと目をつぶった。
その時は、悪いけど振るつもりで。
初めてだったから、どう対処しようか困った。
でも、ふいに彼女の手に視線を送ったとき。
固く握り締められていた両手は、見てわかるくらいに震えていた。
それ見たらなんか、
すごくいけないことをしているんじゃないかって、思えてきて。
選択肢は必然的に絞られた。
「・・・いーよ」
「え・・・?」
彼女は予想外という顔で目を丸くしていた。
俺は思わず苦笑する。
そんなの、オレだってよくわかんない。
憧れとか好奇心とかも、あると思う。
恋愛感情があるわけじゃないし。
でも、悪い奴にはどうしても思えなかったし、やっぱり。
罪悪感。
「OKしてんの」

