Like or Love

話しているうちに挨拶は終わったらしい。
外を見ると薄暗くなってきている

「お待たせー。青柳さん、外もう暗いよ?大丈夫?」

ハジメ君がエドを連れてやってきた
連れてというか担いでの方が合ってるかも

「大丈夫。私が送って行くから」

「じゃあ大丈夫か」

「アオイの心配は皆無って……」

「柏崎、降ろせ」

忘れてたとでも言わんばかりの顔でエドを降ろす。降ろし方が雑すぎて落とした様に見える

「あ、そうだメアド」

ポケットからケータイをだすと、エドはスポーツバックの中からケータイを出した。

――交換完了