「青柳、とりあえずお前の席は後ろの席だ。あのあいている席、分かるか?」

「はい、分かります。でも、席って自分の好きな所に座るんじゃないんですか?」

「文化の違いだ」

はーい、と返事をして「私の席」に座る
座ったはいいが、鞄はどこに置いたらいいのだろう。ロッカーもないし

あたりを見渡すと、皆鞄は机の横に掛けている
真似をして掛ける

「青柳。分かんないことがあったら、些細なことでも周りに聞いておけよ」

「ye…はい」