Like or Love

立っていたのはエドとユウイチだった

「葵ちゃん、伶蘭ちゃん久しぶりやな。ほれ、恵堵来たで。いつまでも音楽聞いとらんで向こう見や」

「…よう」

すいっと片手を小さく上げる
つられて私も片手を上げる

「…久しぶり、エド」

「ん」

「なんでいるの?」

聞かなくても分かってるけど、聞いてしまう

「ちょっとな」

エドは答えを貰いに来たんだ

「さてと、二人とも来たようやし帰ろうや」

「そうだね。レイいこ」

「え?あ、うん」