そう、悪態をつかれてもランベールは振り向かず、はははと笑った。 「酷いな。」 ――いつもお前の側に居るのに。 少しだけ、切なくなった彼の心など、彼女は知らない。 それでもいい、それでもいいさ。別に。 ランベールは笑った。 阿呆らしいと蔑みながら、ただ己を笑った。