「ともえ、ゆりのおよめさんになるっ!」

「はあ?おれがともえなんかをおよめさんにするわけないじゃん。」

「う…ゆりのいじわる……うわああんっ」

「なくなよ!」

「っく…ゆりのばかぁぁっ」

「ったく……うそだから!おれ、ともえのこと…………」





ピピピピピ__




「また、だ……結莉くん………。」



午前6時。
起床した私は、
今日も起きると泣いていた。



「どうしても、あの続きが分かんないんだよなあっ……」





結莉くんの、夢を見て。