年下くんとの水曜日。【完】

─7時30分


大したこともないまま、時は過ぎていた。


空人は携帯をカチカチといじりながら、

氷暮は本を読み進めながら時間を潰している。



すると、ドアが静かに開く音がした。


白衣を着た男の人が入ってくる。



「あ…」


空人が立ち上がって、お辞儀をした。


きっと朱音の担当医だろう。