年下くんとの水曜日。【完】

「…何?」


氷暮はその顔をしかめた。


「あ…いや…。そうっスね、売店行きましょ。」


空人は立ち上がった。


朱音をチラリと見る。


苦しそうに、息を少しだけ荒くしている。



「さっと行って、さっと帰ってこよう。」


まるで空人の心の中を読んだかのように、

氷暮は微笑んでいた。


「あ…はい。」


やはり空人は、みとれていた。