年下くんとの水曜日。【完】

「あれ、久しぶりね。」


ドアのところでさっきの看護婦さんの声がして、空人は振り返った。


そこには氷暮も立っていた。



「あ…こんばんは。」


氷暮は少し気まずそうに会釈を返す。


「朱音ちゃんと知り合いなの?」


「あ、はい。」


「何か縁があるのかもね。じゃあ、またね。」


「はい…。」



氷暮は静かに、ドアを閉めた。