年下くんとの水曜日。【完】

──病院


清潔な廊下を歩きながら、氷暮は立ち止まった。


「家に電話してくるから、先に行ってて。病室はわかるから。」


「あ、はいっ…」


空人が駆け足気味で去っていくのを見てから、

氷暮は電話用の個室に入った。



─病室


「…朱音は、まだ起きないんですか?」


空人は看護婦と話しをしていた。


「はい…睡眠薬を飲んだので、あと…1時間くらいかな?」