年下くんとの水曜日。【完】

「っ…はい、はい…今から向かいますね。はい、では…」


空人は力なく、ケータイを下ろした。



「どうするの?」


すでに事情は飲み込めていた氷暮は、そう訊いた


空人は一瞬うろたえたように目を細めたが、

すぐに口を開いた。


「今から病院に向かいます…。でも、一緒に来てくれますか?」


その意外な言葉に、氷暮は内心驚いた。


だがそれは顔に出さず、ただうなずく。