年下くんとの水曜日。【完】

「あ、俺だ。」


空人はポケットからケータイを取り出すと、画面を見て目を見開いた。


誰だろうか。


すぐに耳に当てる。



「もしもし…はい、そうです。…はい……えっ…?」


空人は目を見開いたままだ。


そして、呟く。


「朱音が発作を…!?」



その言葉に、氷暮も目を見開いていた。


(朱音ちゃんが発作…なら、これから病院に向かうのか…)


氷暮の頭は、いつでも冷静だった。