賑わっている通りに入ると、人が溢れかえっていた。


「あ、ゲーセンあるね。」


不意に氷暮が呟くと、空人がニヤッと笑った。


「入ります?」


それを見て、氷暮もニヤッと笑った。


「入る。」



2人は早足で、目の前に見える大きめのゲーセンに入った。