年下くんとの水曜日。【完】

「先輩、気合い入れてきてくださいよ。」


「え…何で?」


氷暮は意味がわからなくて、顔を上げた。


「んー…ストレートに言えば、俺の逆ナン避けと、氷暮先輩の私服とかが見たいからです。」


「ストレートに言うと、一瞬あんたがキモく見えたわ。自意識過剰にも程があるって。」


氷暮はそれを、無表情で言った。


「先輩はストレート過ぎますって。」


空人は苦笑した。


「…先輩って、メイクするんスか?」