年下くんとの水曜日。【完】

「うん、バッチリ。朱音ちゃんにお礼言っといて。」


氷暮が不意に微笑んだのを見て、空人は思わず氷暮をじーっと見つめた。



その視線に気づいてか、パラパラと中を見ていた氷暮は顔を上げた。


「何?」


「あ、いや…」


空人は不自然に目線をそらす。


「あ、時間とか決まったんで、今日メールしますね。」


「ああ、うん。日曜日のやつだよね?どこまで行くの?」


氷暮は一瞬目線を上げてから、また本に戻した。

あらすじを読んでいる。