年下くんとの水曜日。【完】

「えーと、ひぐ…じゃなくって、有坂先輩って帰っちゃいましたか?」


優奈はうーんと言ってから、思い出したように手を叩いた。


「なんか図書委員の当番の子がいけないらしいから、代わりにやるって言ってたよ。」


(じゃあ…図書室かあ…)


空人はお礼を言って立ち去ろうと思ったが、優奈の言葉で足を止めた。


「最近、有坂さんと仲いいね。」


「…そう見えますか?」