年下くんとの水曜日。【完】

そのまま帰りの学活が終わると、氷暮は図書室に向かった。


その時にはすでに、氷暮の頭に空人のことはなかった。



──


「えーっと…」


「あれ?空人くんじゃーん。」


教室掃除だった木村 優奈は、空人を見つけて声をあげた。


サボるついでに、空人に声をかける。


「どうしたの?誰かに用?」


空人は優奈の姿を確認してから、呟いた。