年下くんとの水曜日。【完】

「あ、有坂さん。」


その女の子は、氷暮を見つけると駆け寄ってきた。


「どうしたの?」


「えっと…今日さ、うちのクラスの当番じゃん?でも、クラスの係りがあってうちも男子も行けなくて…有坂さん、行けるかなあ?次の有坂さんのとき、代わるから!」


女の子は申し訳なさそうに言った。


「ああ…大丈夫だよ。代わんなくってもいいし…」


「ホント!?ありがとう!」


その子は嬉しそうに笑った。