年下くんとの水曜日。【完】

朱音は一生懸命、つけたした。


「でもっ…付き合っているっぽいってことは、あんまりしてないんですよ…。空人って、なんか、距離が近くないですか?」


朱音の言葉に、氷暮はうなずいた。


今日なんて、何回「近い」と思ったか…─


(あれは、わたしだけではなかったのか…)



「ですよね!だからかわかんないですけど…よく手とかも繋いできて…まあ、幼なじみっていうのもあると思うんですけど…」


(そうか…)


氷暮は笑いながら、心は重かった。