氷暮は照れるように笑った。
「えーと…辞書比べ、みたいな…」
「へぇ。俺あんま辞書使いませんよ。」
空人は1つの国語辞書をパラパラとめくった。
「でも面白いよ。1つの単語を比べるの。全部表記の仕方が違うから面白い。」
「ふーん…」
空人はもう1つ手に取った。
そして、パッと顔を上げる。
その顔は尊敬の輝きを放っていた。
「えーと…辞書比べ、みたいな…」
「へぇ。俺あんま辞書使いませんよ。」
空人は1つの国語辞書をパラパラとめくった。
「でも面白いよ。1つの単語を比べるの。全部表記の仕方が違うから面白い。」
「ふーん…」
空人はもう1つ手に取った。
そして、パッと顔を上げる。
その顔は尊敬の輝きを放っていた。


