年下くんとの水曜日。【完】

“須崎と付き合ってる”


そう言われたときに、「須崎と付き合ったら」なんてことを考えてしまったからだ。



「へー…あ、で、樋口とはどうなったの?」


須崎は対して興味も無さそうに、話題を変えた。



「え…別に。帰りにどっか寄ろう、ってなっただけ。」


すると須崎は、ニヤリと笑った。



「俺と同じじゃん。先手打っちゃった感じ?」