年下くんとの水曜日。【完】

「そうだよ、空人からの誕プレ。あんたとは違って、ちゃんと考えてくれたやつ。」


須崎はブスッとしながら、体を朱音に向けて座った。


「えー、良かったでしょ?あれ。」



「え、何!?須崎って岡野さんに誕プレあげたの!?」


思わぬ声がした。


それは、クラスの派手目グループの女子たちだった。


朱音は女子に向かって、口を開いた。