年下くんとの水曜日。【完】

「…まあ、頑張れよ。岡野のほうが樋口のこと知ってんだろ?」


須崎の優しい声に、朱音はうなずいた。


「そりゃあ、もちろん。でも…」


「でも?」


「でもね、氷暮さんに勝てそうにないんだよ。3年生だし…美人だし?」


朱音は須崎に取ってもらったうさぎを握った。



「大丈夫だって。」


朱音は不意に、須崎を見た。