年下くんとの水曜日。【完】

──ゲーセンにて



「でね、空人ったらひどいの。わたしがいない間に美人の先輩に好意寄せちゃってさぁ。」


「あー…確かにそうだな…」



約束通り、須崎は朱音が欲しい物を取ってあげた。


大きいうさぎのぬいぐるみだ。



大体は物色し終わったため、取った景品のチョコレートを食べながら

ベンチで会話をしていた。


いつの間にか朱音の空人に対する愚痴になっていたが。