年下くんとの水曜日。【完】

あの病弱そうだった少女は、制服を纏えばすぐに“美少女”へと変わった。


身長も低い方だし、空人と並べば尚更際立つ。


「朱音ちゃん…同じ学校だったんだね。」


氷暮は思わず、立ち止まっていた。


朱音はニコッと微笑んだ。


「はい。聞いてませんでした?」


空人に─



朱音が意図することは、氷暮でもわかった。