「大分落ち着いて、今日退院できるんです。」
空人は笑った。
嬉しそうなその顔に、氷暮はなぜか胸がズキンと痛むのを感じた。
また、2人の映像が流れる。
「そっか…よかったね。」
「…はい。あ、俺朱音迎えに行かないといけないんスよ。だからもう行かないと…」
空人はまた、立ち上がった。
「え?なら来なくてもよかったんじゃないの…?」
空人は笑った。
嬉しそうなその顔に、氷暮はなぜか胸がズキンと痛むのを感じた。
また、2人の映像が流れる。
「そっか…よかったね。」
「…はい。あ、俺朱音迎えに行かないといけないんスよ。だからもう行かないと…」
空人はまた、立ち上がった。
「え?なら来なくてもよかったんじゃないの…?」


