年下くんとの水曜日。【完】

「…そうだよ。本屋に行ってきた。」


「そうですか…」


暫しの沈黙が流れる。



そこでタイミング良く、ドアが開く音がした。


氷暮はパッと立ち上がる。


「空人、朱音ちゃんが起きたよ?」


氷暮はそう言いながら、後ろに医師がいることを確認した。



微かに、顔をしかめる。



「朱音っ…」


「空人…」



2人が話しをしているのを、氷暮は背中で聞いていた。