みんながポカーンと しているが 中野友愛は気にせず 話続けた。 「だって優しいとかそんな 単純な事じゃないでしょ 好きになるって! 凪以上に優しい人は いっぱいいるし 凪以上にかっこいい人も いっぱいいるけど それでも凪を好きになった のは凪だからなんだよ」 「「なるほど」」 皆が感心しているなか 俺はずっと モヤモヤしていた。