「まあ…そうだな。俺、人間の血も混じってるから、純粋な吸血鬼とはいえねえけどな」 あたし以外にも、人間以外の血が混じってる人がいたんだ。 「あたしと一緒だ……」 「ん?」 「あたしもね、魔女と人間の血が混じってるんだよ!」 それから、昼間は人間の体質で、夜になったら魔女と全く同じ体質になることも伝えた。