「━だよね~♪あ!!!李沙~っ 待っててくれたんだ!!!ありがとー」 『ううん。…あ、諒くん、も一緒だったんだね。 もしかして同じ委員会になった??』 私は「なれた??」と言いそうになって、慌てて「なった??」と言った。 「あぁそうだよ。白石は図書委員会だってな。 白石、本好きだもんなぁ」 目を細めて思い出すように微笑んできた。 その時、どきってした…。覚えててくれたんだってことと、その表情に。