「凌くん…凌 早く起きないと遅刻するよ」
「ん〜…!ぅわっ
部屋に入んなよ。目覚めワリィ」
お姉は無言のまま部屋を出た
そういえば、俺がどんだけヒドイ事いっても
お姉は俺を殴ったり怒ったりした事がない
何故だ…
「行ってきま〜す…
て!オイ一緒に家出てくるなよ!ズラセってんだろ?」
お姉はまたトボトボ中へ入っていった
1時間半電車とバスを乗り継ぎ学校に着いた
「凌く〜ん おはよ」
「おっ!」
「凌!今日お前んち泊まらせてくれ〜俺を助けると思って なっ!いいだろ?!」
一番いやなお願いじゃないかぁぁぁ!!!
だけど友達は大事にしたい
何とかお姉を部屋から出させないようにするしかない「あぁ わかった。」
今夜は疲れそうだ