桜姫~軌跡~



「ううん!大丈夫だよ?日向ありがと。」

「///っ。」

ん?なんで日向、顔赤いんだ?

まぁいっか。

「で、本題に入るけど。何で俺らを避けてたの?」

やっぱそこからか…。

あたしは、平然と答えた。

「だって、やっぱ怖いじゃん?
この辺のトップて聞くし。

ただの不良は良いけど、族とか関わりたくない。

あたし普通の女子高生だから。」

「やっぱコイツ普通の女子高生じゃん!!少し他の女と喧嘩口調になるだけで!」

なんか、ムカつくけど…
陸斗が言った事は、正論だ。

今は、本当に女子高生だから。

「…。楓ちゃんそれ本当?

じゃあ何で今日はついてきたの?」

鋭いとこつくけど、

別にあたしは動揺しない。


「本当。今日来たのは、初めは本当に関わりたくないからって思ったけど…

クラスが同じなんだからいつかは、必ず関わるしかないだから、

いつまでも逃げてんのは、やめにしようと思ったから。

でも、関わるのは今日だけ。

必要最低限、二度と関わらないで。


あたしは、最後の言葉を強く言った。

こいつらといると、

彼奴等を思いだすか…ら。