「楓ちゃん?」

「!?」

優馬の声だ。

もう観念してむくしかないよね。

「ん、はよ?優馬。」

あたしは、振り向いた。

そこには、美形揃いの紅竜の姿があった。

まともに、見てなかったし、あたしの記憶から消去してた。

ふーん。こいつらが紅竜か。

「かえ…」と優馬が何か言いかけたとき。

たくが、タイミングよく

「とりあえず、お前ら席つけ!」
と言ってくれた。

まぁそこから、体育祭の話をある程度話した。

「あとは、お前ら自分でやれ。じゃぁな!」

えっ!それだけ?

ガラガラッ。とドアを開けて。

心なしか、逃げるような行き方だよな、、、?

ガラガラ。扉が閉まると同時に優馬が、話始めた、、。