魔王ルシファーと九尾の恋(上)

俺は黒崎を…いや、焔を好きになって…
俺の事を炎が好きになってくれて良かった…!
相変わらず黒崎は不思議そうな表情をしたまま
俺を抱き締め返した。

「…これからも宜しくな、焔!」
「…おう。」

照れた様に頬を掻く焔。
…名前で呼ばれたのが恥ずかしかった、とか…?
そう思うと笑いが込み上げてきた。

二人の銀髪の人物は微笑み合いながら話をする。
その瞳は、互いを慈しみ合い…愛し合う者同士の瞳だった。