そう言うとマスターがあたしを離した。 恥ずかしさであたしはマスターから離れる。 「梓ちゃん」 「はい」 「梓ちゃんを初めて見て、話して、バイトしてもらって、それで好きになりました」 「えっ」 予想外すぎてあたしは固まる。 そして耳の裏が熱くなる。 「だから付き合って?幸せにする」