「でもさ...」



マスターが言いかけた。



「なんですか?」


「まだ自分自身がクリスマスを満喫してなくね?」


「あーそう言えば」


「ねぇまだ6時だし、梓ちゃん門限あったっけ?」


「危なくない時間までなら」