「期間限定でバイトしない?」 「バイト...ですか?」 「クリスマスの時だけ!ね?」 「あー」 分からないけど、嬉しかった。 頼りにされてるんだって思えたことも、あたしを誘ってくれていることも、嬉しい。 「お願い!」 「暇だし、別にいいですよ?」 あたしはそう答えた。