今は数学の授業中デス。

神崎君は私の席の斜め前!

めっちゃいい席なんだ!!

今日もカッコいいな~



――――キーンコーンカーンコーン

あぁ、終わっちゃった・・・

よし!帰ろう。



―――――帰りながら

「私が可愛かったら告白できるのに・・」

と呟いていたら



「春妃(ハルヒ)!!誰に告白するの!??」

いきなり後ろから抱きつかれた。

私を春妃と呼ぶのはあの人しかいない。

でもあの人は今、日本にはいないはずじゃあ・・・

でも・・・・


「お姉ちゃん!!!??」

「ねぇ!誰に告白するの?!誰?!」

き、聞かれてたっ・・・!!

「えっ・・う、あぁ」

「言えないのぉ~」

とニヤニヤ笑いながら肘で突いてくる。

う゛、お姉ちゃんにはかなわないかなぁ・・・・

私は、観念して神崎君の事を話した。



―――――話終わったら急にお姉ちゃんが、

「ふぅ~ん、神崎大我って言うやつが好きなんだ!」

「うん、でも誰にも言わないでね!!!」

めっちゃ恥ずかしい!!

お姉ちゃんってすぐ人に言うからなぁ~

「言わないし!てか、神崎って奴に告るの??」

「まだ告らないよ!!心の中だけでいいもん。」

「何が心の中!?ありえない!!」

う゛、ひどい・・当たってるけど・・・

「いいんだよ!!私、可愛くないし!」

と言ったら、お姉ちゃんがじろじろ見てくる。

「何??」

「いや何でもない。」

と言ってお姉ちゃんはニヤニヤしていった。

とっても嫌な予感・・・・