血の刻印




私の言葉で、また美弥ちゃんの顔がゆがむ




「私は、この人を信じてみるよ」

「・・・でも」

「大丈夫」




美弥ちゃんは、攻撃の態勢を崩した

それを見て私は、後ろの男の人に話しかけた

確かこの人は・・・・




「神崎・・・さん?離してくれる?」




神崎さんは、びっくりしたような顔だった




「あ・・・あぁ」




しかし、話しかけられたと知ると、すぐに離して、去っていった

遠くまでいって気配が消えたのを感じたんだろう

美弥ちゃんが駆け寄ってきた





「真希!!」

「美弥ちゃん?」

「大丈夫だった?怪我はない?」

「大丈夫だよ」

「お願いだから、もうあんなことはしないで、あなたが死んでしまったら、私・・・」




美弥ちゃんの細い肩が震える