「弱い人間をいじめて、何が楽しいのかしら?」

「弱い人間は・・・われわれに屈するべきです・・・・」

「そう、じゃあ質問を変えるわ、私の好きな人をいじめて何が楽しいのかしら?」

「それは・・・・美弥様が、薄汚い人間なんかと付き合ってはいけないです」

「わたしの友達は、私が決めるわ、あなたに決めてほしくないもの」

「しかし」

「死ぬ?」




私の目の前に立つのは、Bクラスの吸血鬼




「いいえ、勝手なことをいってすみませんでした」




私の脅しで、すぐさま床にひざを付いた




「真希に、悲しい思いをさせたら、私が許しません」




そういって、私は、食堂を出た、無論真希を追いかけるために