しばらくしてから流星が公園に入ってきた。
「来たよ!
空夏、頑張ろうね」
「………」
「空夏ってば!!!」
返事のしない私を不審に思ったのか私の名前をもう一度呼ぶ風花
ごめん。
それには返事出来ない……
「空夏さん!
お呼びにお応えしましたよ」
「ありがとうございます。優さん」
頭を下げた私に、空風のメンバーは困惑してるみたいだ…
「いいえ、同盟を組んでる身なので当たり前です」
「海風、説明した通りに初め!」
私が叫んだことに皆が反応し動き出す。
「空夏?
何かの冗談だよね?」
「風花、私は風花を信じてた…」
「私も空夏を信じてるよ」
モウヤメテ……
「私は信じてるんだよ!」
ヤメテ
コレイジョウヤメテ……
「もうやめて!
もう、嘘つかなくいいよ」
突然叫んだ私に皆が驚く
「風花、もう嘘つかないで…」
「なんのこと?」
不安そうに私を見つめてる風花…
「私を苛めた主犯、彩乃が怪我をした原因を作ったのは貴女ですね、風花」
海斗の驚いた顔…
風花の悲しそうな顔…
空風のメンバー全員が嘘だろ!?っと口々に発してる声が静かな公園に響いた…………