流れる景色が止まり、目的地へ私を運んでくれた。




お金を払い駅を出る。







ゆっくり踏みしめる様に土の上を歩いた。








これが、私の最後の地になる。




いわいる、私の墓場・・・







駅を出て行き止まりになるまで真っ直ぐ歩く。



行き止まりになったら右へ






そして、また行き止まりになるまで真っ直ぐ歩く






行き止まりになったら次は左へ






ひたすらそれを繰り返した。








日は沈み、辺りは真っ暗になってる。




「ここ、何処だろ?」





ケータイも持ってない私は時間が分からない。







ただ、真っ暗になったから、私は眠りについた。