「終わり。」


最後の飾り付けが終わった。


「休暇するか。」



そういいその人はステージに腰をおろした。 



少し離れた所に奈々も座った。 



きれいに整った顔立ちをしていた。 


そんな事より会話がない。


「あの何年ですか?」 


「3年。」


先輩なんだ。 


・・・ 


会話が続かない。 


目があった。 


引き込まれるようなきれいな目だった。 



「悩みあるの?」


「あの・・・奈々、彼氏とトラブって。」


なんか分からないけど初対面の人に、相談してしまった。