強いて言うなら「元気ですか?」「どこも痛くないですか?」の声かけくらいや。
「頑張ってるやん、輝樹。」
「うん!明日のお姉ちゃんのプレゼント、楽しみに頑張ってる!」
「ひょうきんな奴やなぁ。」
「ひょうきん?」
「まだ輝樹には難しいか。」
「なに?教えてよー!」
「えー、どないしよかなぁ。」
そんな会話をしながら、気が着けばお昼のご飯の時間。
佐藤さんが来て、輝樹と一緒に帰って行ってもうた。
ホンマに、時間はあっという間やな。
その後、うちはきれいにご飯を食べて、暇にしていた。
何をするでもなく、なんとなく外を眺めて、なんとなく雑誌を読んで。


