そのあとは、普通に会話をして、パパとママは一旦帰ることに。
うちのパジャマとか持ってきてくれるんやって。
「ええ子に待っときよ?」
また子ども扱いするママとパパに「しませんー」って棒読みで答えて、布団にもぐりこんだ。
ピリピリと痛む体やけど、だいぶ慣れてきた。
あ、治ってきてるんかな?
数時間後、ママが持ってきてくれたパジャマに着替えた。
「ママ、泊まったほうがええ?」
「大丈夫や。ママはパパのことあるやん。せやから、うちの事は大丈夫。」
「でも・・・」
「ここには先生もおるんやし。家にはパパしかおらへんやん?それに・・・」
「・・・それに?」


