言うても、パパさんがしまってくれてるんやけど。 その間、うちはれーくんと一緒に空を眺めてた。 「なぁ。」 「なに?」 空を見上げたままの対応。 この前のれーくんみたいやな、と思いながら。 「俺、親父みたいになりたい。」 「・・・はぁ。何でうちに言う?」 「・・・さぁ。」 少し横に目をやると、れーくんも相変わらず星たちと戯れて・・・いや、眺めてた。 「パパさんみたいて、具体的には?」 「いつもこうやって写真撮りたい。」 「撮ったらええやん。」