「んで、この公式頭に入れたら」 「待って!」 「あ?」 あ?やないし。 公式を頭に入れるて、その時間をくださいな! 「公式わかんねぇ?」 「ちゃう!そうやなくて、覚える時間くれなあかんやろ?」 「数秒で覚えられる。」 「無茶や!」 「で、次に・・・」 無視ですか、無視なんですか! 内心、ホンマにイライラしながら聞いてた。 隣を見ると、冬真くんは着々と進めてるし。