「あ、別に、いいけど・・・。」
「今までの会話で笑えるポイントあったか?」
「あったあった!二人見てたらコント見てるみたいで、メッチャおもろいねんもん。」
そう言っても、二人は相変わらず顔を見合わせて分かってないみたい。
「と、とにかく、時間ないし?ね、れーくん、とりあえずいいじゃん!」
「・・・冬真、ウザい。」
「頼むってー。一生の」
「お前の一生の願い、何回も聞いた。」
「あれ?そうだっけ?・・・って、また笑ってるから!れーくんもう辞めてあげて!」
「っんで俺のせいなんだよ!」
「あははっ」
と、ふと横を見ると、図書委員の人が目で訴えてるのが伝わってきた。
これは、ヤバい。


