気が付くと、ユメは自分の席で本を読んでいた。

私は、何でユメは1人で居るんだろうか?
あんなに可愛かったら、友達だっていくらでもできると思うのに。

性格も気配りが出来て、おしとやかで女の子ーって感じ。


キーンコーンカーンコーン。

チャイムがなったと同時に先生が入って来た

「起立。礼」

日直が言った。

ここから、なんの意味もない1日の始まりだ。


一時間目は、算数だ。